近年、世界中が注目し、急速に拡大している「シェアリングエコノミー」。モノ、サービス、場所などを多くの人と共有して利用し、消費行動に繋げようとするビジネスは、あらゆるシーンで拡大をみせている。
民家をシェアした
お遍路文化
四国霊場八十八ヶ所巡りの旅人に寝床をシェアし、労をねぎらい、語らい、もてなす。お遍路文化にも、あったかな高知人のルーツがある。
技をシェアした
土佐酒文化
土佐ならではの淡麗辛口で土佐の宴を盛り上げた土佐酒は、18の蔵元に守られ、造りの技を共有し、高め合い、その品質を今に伝える。
慶びをシェアした
お客文化
はしご酒は当たり前、飛び込み客も大歓迎。慶びをシェアし、想いをシェアし、繋がりを育む土佐のお客文化。誰彼かまわず繋がる気質はお客文化に起源する。
食をシェアした
皿鉢文化
大皿に多彩な料理が所狭しと並ぶ皿鉢料理。席も杯もシェアする土佐の宴席では、皿鉢料理が重宝された。食をシェアして繋がり合う皿鉢文化の起源は明治時代に遡る。
今話題のシェア文化
実は高知の伝統文化!?
世界がやっと高知に追いついた!? 坂本龍馬、自由民権運動、よさこい祭りなどの根底に流れる「自由と共有(シェア)」こそが土佐気質の真骨頂!脈々と受け継がれて来ているその「分かち合い」の感性は、現在の高知の様々な場所で息づいている!