高知で花咲く名花〜オリエンタルリリー〜

日本を原産とするヤマユリやカノコユリなどを交配し、オランダで育種された品種。数あるユリの中でもボリューム感のある大きな花と上品な香りが特徴で、高知県の代表的な品種である白いカサブランカをはじめ、ピンク系のバンドームやソルボンヌなど、200品種以上が栽培されている。
「他の花との相性も良いですが、存在感のある花なので単体でも楽しめます。1本につき数個の蕾(つぼみ)が順に開花していくため、長く楽しめるのも魅力」と山中さん。標高900mのハウスで土壌作りや温度管理を徹底して育てる山中農園のオリエンタルリリーは、1番上の蕾までキレイに花を咲かせる。

オリエンタルリリー
香り高くエレガントな大輪の花「オリエンタルリリー」
開花/中山間部7月~10月、平野部11月~6月
地域/安芸市、高知市、土佐市、大川村など
花言葉/「気高さ」
用途/祝い事・贈り物
花持ちのコツ/しおれた花は早めに取り除き、水替えをすれば最後の蕾まで楽しめる。