高知で生まれる花の美しさを押し花に込めて
グロリオサをはじめとする高知の花々と、いの町の土佐和紙を掛け合わせ、独自の乾燥法で自然の美しさを表現した押し花アート。「押し花でしか表現できない、自然の奥深さを楽しんでほしい」と作品に思いを込めるのは「やまももの夢」の代表・片岡ゆかりさん。
押し花アートの展示会で押し花で表現する色や形の美しさに心を奪われてから、29年間、押し花作りに没頭。押し花をはじめ、ネイチャープリント、レカンフラワー、山の幸染など、四季折々の素材を生かした、唯一無二の作品を数多く手がけている。
花の持つ魅力を身をもって感じてきた片岡さん。「押し花を通じて、人とのつながりを広げていきたい」と、未来につなげるための普及活動にも余念がない。
「ギャラリー&工房 やまもも夢」をオープンし、作品の展示や販売をはじめ、定期的にワークショップも開催している。
