明治37年に営業を開始し、現在も走る全国の路面電車の中で日本一長い歴史を持つ高知の路面電車。
軌道は、高知市内の「はりまや橋」を中心に、東は南国市「後免町」へ延びる後免線、西はいの町「伊野」へ延びる伊野線、南は「桟橋通五丁目」へ延びる桟橋線、北は「高知駅」まで延びる駅前線の、全4路線から成り、全長25.3という軌道路線の長さも日本一!
主要都市から郡部まで軌道が続いていることは全国的にも珍しく、他にも歴史が古いからこそ見られる様々な光景が、全国の鉄道ファンを魅了し続けている。
利用客数がピークであった昭和30年代から、自動車の一般家庭への普及に伴い利用客の数は年々減少傾向にあるものの、県民の足として走り続けること117年。高知の街をゆっくりゴトゴト走るあの光景がどうかこの先も続きますように… そんな願いを込めて贈る、とさでんストーリー。
高知の路面電車を知って、乗って、好きになって、そして残していこう!