特集 ビリッビリの清水サバ

「ビリビリしちょう」は土佐清水の漁師言葉で魚が新鮮でおいしいこと。
漁師イチオシのサバ料理でLet'sビリビリ体験!

清水サバとは?

足摺近海は潮の流れが速く、餌も豊富。一尾一尾手釣りされたサバは、黒潮にもまれて身がぷりっぷりで格別。
土佐清水の釣り漁師が水揚げしたゴマサバは「土佐の清水さば」として商標登録されている。

❖ ゴマサバ 暖かい海域を好み、北海道以南の日本近海から東シナ海に分布。大きな群れを作って回遊する魚。体の表面のゴマをまぶしたような模様が名前の由来。

❖ 活サバ 船の上で冷却して水揚げする「鮮魚」と、生かしたまま水揚げされる「活魚」の2種類がある。

幻の漁師料理! サバのパイレン

生姜と甘酢に漬けこむことで、脂ののったサバをさっぱり食べられる。漁師の酒宴で喜ばれる酒のアテ。もともと「パイレン」とは、刺身に飽きた遠洋漁師が編み出したカツオ料理。それを清水の漁師がアレンジした。

山本漁師直伝 パイレンレシピ

① 清水サバを三枚に下ろし、 刺身の切り身に捌く。
② 塩漬けにして数時間置く。
③ 真水にさらし、お好みの 塩加減になるまで塩抜きする。
④ 玉ねぎをスライスし、 水にさらしてぎゅっと握る。
⑤ 生姜をみじん切りにする。
⑥ 酢、砂糖、醤油を合わせて お好みタレを作る。
⑦ ③から⑥を合わせ、冷蔵庫で一晩寝かせる。

漁師がうなる究極の刺身 

ぷりっとした歯ごたえと、どこか甘みのある味は、一度食べたらクセになる。この身の白さは、水揚げしてすぐしめた「活サバ」ならでは。清水サバは、まず刺身でどうぞ!

焼きシャブ

サバの刺身を、熱した阿蘇溶岩石で軽く焼いたら、さっとポン酢をつけて! 
脂がのったサバの旨味が口の中に広がります!

塩たたき

粗塩を上から振ったサバの塩たたき。
薬味を変えるといろんな味を楽しめます!
ご飯とも相性バッチリ!

ハイカラつくり

サバの身を細かく切って醤油で味付けした「ハイカラつくり」。
まろやかな卵黄の風味と、サクサクの天かすの食感が絶品!
豪快に混ぜて召し上がれ!
❖(上記4点)食べ処・飲み処 ほざき 
土佐清水市幸町10-15

ビックリ! サバ餃子

肉は一切入っていません! 
刺身用のサバに生姜やにんにくを効かせた変わり種餃子。
ビール、もう一杯!

❖居酒屋あんじゅ 土佐清水市グリーンハイツ18-30

はらんぼ焼き(にんにく醤油)

はらんぼとは、魚のハラミのこと。
脂ののったサバを堪能できる一品。
❖お食事処 あしずり 土佐清水市元町3-15

おしゃれにサバランチ

サバのフィレをトマトソースで煮込んだ
やさしい味わいの「トマト煮」。
❖CAPTAIN WHITFIELD TEAROOM
 土佐清水市養老303(海の駅あしずり内)

さばぁーがー

レタスやトマトと一緒に、揚げたサバを挟んだ。
自家製豆乳マヨネーズ(卵・乳製品・バター不使用)とマッチしたサバの新しい魅力に出あえる。
❖ポミエ 久松製パン 土佐清水市天神町1-16

サバの燻製

宗田節を作る節職人の魂のこもった燻製。
味を求めて刺身用の脂ののった大きなサバを
わざわざ燻製にしている。
❖新谷商店 http://soudabushi.com

漁師漬け丼

甘辛しょうゆに漬けこんだサバの切り身を、ほかほかご飯にのせて。生の刺身が苦手な人も食べやすい。
❖土佐清水元気プロジェクト http://tosashimizu-genkipro.com