刺激に満ちた!TOSAスパイスワールド

あらためて高知の食文化を眺めてみれば、実はスパイシーな味覚がたくさん! ショウガや唐辛子をふんだんに使う郷土料理に、辛い加工品もぞくぞく誕生している。 薬味を含めた高知らしい辛い味覚=「TOSAスパイス」の世界が広がっているのだ。 今回は、そんな刺激に満ちた「TOSAスパイス」をご紹介します。

01 のコピー

実は辛いものが好き!? TOSAスパイス宣言!

生のニンニクに、タマネギやミョウガがたっぷりと乗ったカツオのタタキは、高知らしい「TOSAスパイス」の食文化を象徴していると言えるだろう。特に昔ながらのカツオのタタキは、カツオが見えなくなるほど香味野菜がふんだんに使われていたというから驚きだ。

元来、魚の生臭さを抑えたり、殺菌のために求められた香味野菜だが、生産に有利な気候風土も相まって、現在では、そのピリッとした風味そのものが、高知らしい食文化に欠かせないものになっている。高知県民は、実は辛いものが好き!? そんな仮説も成り立ちそうだ。

マップ