四万十川一次支流・梼原川の二次支流となる中津川流域にある集落。39世帯66名ほどの小さな地域だが、それがゆえに「皆が顔見知りで、集落全体が家族のようなもの」。他の集落と同じく過疎高齢化に悩まされており、「愛する地元をなんとか盛り上げたい!」と地元民が一致団結。その拠点として中津川集落活動センター「こだま」が誕生した。地域の女性が中心になって地元食材を使った料理や地元のパン、コーヒーなどを提供する「モーニングカフェ」を月に2回開催しながら、地元の自然を活かしたキャンプや各種体験、さらに「どろんこ運動会」や「もみじまつりバイキング」などのイベントを定期的に主催。地域での交流の場を設けている。「センターから望む景色が最高なのはもちろん、地元の方々のおもてなしの心に感動! 本当に地元が好きなんだと感じました」と水野さん。ほっこりとさせてくれる小さな集落に、ぜひ注目を。
山間の景色や地元の人々との交流も楽しみながら味わって。夏場は各種キャンプの体験なども受け付け。