香北町美良布 〜 集落を訪ねて 現役大学生がゆく 〜

  高知市から車を走らせること約50分。穏やかな山並みとひらけた空が印象的な場所に「集落活動センター美良布」はある。迎えてくれたのは、野草を使ったお茶づくりに励むおばちゃん達。早速、茶葉を計量し、パック詰めを体験しながら交流スタート。「元々は、美良布地区で何かできないか話し合う『みんなのワークショップ』の中で生まれた部会『おしゃべり倶楽部』からお茶づくりは生まれたがですよ」とプロジェクトのリーダー・五百蔵さん。自分の健康について振り返った時期があり、ワークショップのなかで知った野草の効能に着目。高知工科大のサポートも得ながら、野草について学びつつ活動を始めたと言う。「お茶はいつも飲むもの。家族にも飲んでもらえる。野草茶をもっと広めていきたい!」と語るおばちゃん達の力強い想いをしっかり受け止めた立野さん。「まだまだこれからという期待や希望を持てる地域だと思う。今後は大学生など若者との交流も増やしていくのもいいですね」と会話を弾ませた。

「茶葉を詰める作業なんて初めてだから面白い!」と立野さん。お茶づくりも、今後体験プログラムの組み立てや、次世代への継承にも取り組んでいきたいと、地元の人たちは前向き!