日曜日のTOSAレシピ 高架下で繰り広げられる日曜市

今回のテーマ/日曜市の新店&個性派

規制緩和に伴い出店を始めたお店をはじめ、 オリジナリティあふれる商品を取り扱う 注目の新店をピックアップ。 今回は「タコス」のレシピをご紹介!

規制緩和に伴い誕生した お店をはじめ、個性的な 店舗が増えている

 農作物や伝統工芸品が並び、売り手と地元民のお客さんが会話しながら売り買いをする。かと思えば、県外客や外国の方がお土産物の購入やその場で買ったフードやドリンクを楽しむ…、そんな風景がそこかしこで展開されている現在の日曜市。昨年行われた四半世紀ぶりとなるルール改正を機に、火や油を使った新店舗が誕生した。タコスのレシピを教えてくれた「Masacasa Tacos」や鮮度の良いカツオを使った餃子を提供する「カツオ餃子 徳吉丸」はその一角であり、道行く人々の注目を集めている。新店以外にも個性的な商品をそろえるお店が点在しており、犬猫用の魚ジャーキーを扱う「Belle&Alice」や、こだわりの食材で作るパンやオシャレなサンドなどを提供する「たねまる」、10種類以上ものポン菓子をそろえる岡島さんのお店などは、見るだけでも楽しい。

商品や地元のPRを兼ねて 出店する個人や団体も 多い今の日曜市

 前述の通り地元民だけでなく、県外や外国からの観光客も多数訪れている日曜市において、「商品を販売するだけでなく今後のPRの場としても利用したい」と考える出店者も多い。例えば、「山のせっけん屋 西熊家」の西熊さん。「元々自分は奈良県からの移住組で、高知での暮らしに感銘を受けた。何万人もの県外客の皆さんにも高知の素晴らしさを知ってもらいたい」との思いを込めて、高知ならではの素材を使ったせっけんを販売している。また、観光PRや地場産品の販売を通じて圏域全体の経済活性化を目的とした「れんけいこうち日曜市出店事業」のブースも用意されており、県民も知らないディープな地元の名産品や加工品が販売されていることも。新しい物好きな高知県民の好奇心も満たしてくれるようなラインナップとなっている。



好きな野菜を使って「高知野菜のタコス」

日曜市-レシピ

ロサンゼルスで音楽関係の仕事を行う傍ら、毎日のようにタコスを食べていたという都筑さん。帰国&高知移住を機にパートナーの伊藤さんと高知産タコスを提供。
材料

トルティーヤ・・・・・・4枚
サツマイモ・・・・・・200g
カブ・・・・・・・・・・・・・50g
ヤーコン・・・・・・・・・50g
パプリカ・・・・・・・・・・1個
シメジ・・・・・・1/4パック
サルサ・・・・・・・・・・・適量
チーズ・・・・・・・・・・・適量
塩・・・(手順1)小さじ1杯、(手順2)ひとつまみ
コショウ・・・(手順1)小さじ1杯、(手順2)ひとつまみ
オリーブオイル・・・大さじ1杯
ココナッツオイル・・・大さじ1杯
バター・・・・・・・・・小さじ1杯
ワイン・・・・・・・・・小さじ1杯
スパイス・・・・・各ひとつまみ (オニオンパウダー、ガーリックパウダー、パプリカパウダー)
サラダ油・・・・・・・・・・・少々
※Masacasa Tacosでは季節の高知野菜を使い、高知の地キビで作る自家製トルティーヤを使った高知産タコスを提供

手順1 

サツマイモ、カブ、ヤーコンを5ミリ角に切り、オリーブオイル、塩、コショウで混ぜ、耐熱シートに乗せてオーブンで焼く。

手順2 

フライパンにココナッツオイルを入れて5ミリほどに切ったパプリカ、石づきを落としたシメジを炒め、ワイン、バター、塩コショウ、スパイスを加えて味付けする。

手順3

フライパンに油を引き、トルティーヤを焼く。①と②を混ぜた具材やお好みでチーズを乗せる。

手順4

トルティーヤで具材を挟み、お好みのサルサを掛けて完成。トルティーヤやスパイス、サルサなどは量販店やスーパーなどで購入可能。