思わず「へぇ~」と頷いてしまう事柄の中からピックアップしてご紹介!
01.古くなればなるほど…
電車って実は「厚化粧」!?
電車は4年に一度、定期的に検査を行い塗り直します。ステンレスやアルミでできている現在の電車と違い古い電車は鉄板でできているためさびるのですが、さびたら塗装を剥がして修理し、修理が終わればその部分だけじゃなく全体を塗り直すんです。40年くらい前には2年に一度は塗り直していました。
現在、運行している電車の中には70年超えのものも…。一体、何度化粧直しを行ったんでしょうか?
02.これも実は稀
橋の上にある停留場
平成13年に新設された「高知橋」。高知では特段気に留めている人は少ないが、実は橋の上に停留場があることは全国的にも珍しい。
03.走った方が早い!?
日本一短い距離とは
「清和学園前」ー「一条橋」の距離はわすか63m。正直、走った方が早いのでは… と思ってしまうほどで、日本一短い停留場間の距離とされている。
これは、昭和60年に清和女子中高等学校が現在の場所(南国市明見)に移設されたことによるもので、通学利便性向上のため「清和学園前」が新設された。
04.全国的にも超希少!
ダイヤモンドクロッシング
高知市のはりまや橋交差点は、線路が平面で交差する箇所が「ダイヤモンドクロッシング」と呼ばれ、全国に数カ所しかない非常に珍しい場所。電車のトリプルクロスが見られるのは平日の午前8時12分頃。
通常ダイヤでは見られないが、運行状況により3両の電車が同時に交差点を曲がることがある。遭遇したらラッキー!
05.重ね重ね「ごめん」!
本気で謝る電車がある!?
冷房電車がデビューしたのは昭和55年。現在全63両のうち、冷房が完備されている車両は49両。南国・高知で、真夏に冷房無しの電車は正直きつい。そんな心の声が聞こえたか?
冷房設備がない電車には「申し訳ございません この電車は冷房車ではありません」というメッセージプレートが車体前に掲げられる。
しかもこれが後免行きの電車となると行き先を示す「ごめん」プレートと並んで「本気で謝る電車」になる。これは許さざるを得ないかも?
06.電車を丸ごとラッピング!
存在感抜群の全面広告電車
車体を美しいカラーで彩色した全面広告電車が走り始めたのは昭和44年2月23日。その日デビューしたのは、テレビや洗濯機など新製品の広告を載せた603号で、関係者らが見守る中、土電ブラスバンドの演奏と共に華々しくスタートした。今もなお、いろんな広告を車体に載せた電車が走っている。
07.あの!人気女優とも
一緒に走った!
徳島県に本社を構える大手企業のCMにも起用されたことがある路面電車。国民的人気女優が、路面電車と一緒に田園風景を駆け抜けるシーンを覚えている人も多いのでは?
ロケ地となったのは高知市大津甲で、後免線の「長崎」と「小篭通」間の国道195号線。当時はあの光景を真似する人がいたとかいないとか…