潜入 まんがBASE体験記

まんが文化を発信する、「高知まんがBASE」。 でも、どんな施設? どんな人たちがいるの? まんがファンの高知県民、川村さんと潜入してみよう!

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1.「高知まんがBASE」があるのは高知城のすぐそば! 観光客で賑わう、活気があるところ。
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2.エントランスには立体年表や、地元まんが家の紹介コーナー。
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3.大きな「らくがきボード」もお出迎え。まずは自由に腕試し!?
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4.「まんが読書コーナー」には、サインや原画がたくさん。まんがも読み放題!
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5.「まんが交流室 まんがルーム」には、まんがを教えてくれる講師も!
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6.プロも使う作画機材で、作画体験にチャレンジ。子どもや初心者でも分かるように、扱い方から分かりやすくレクチャーしてくれる。
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7.何を描くか迷うことは珍しくない。参考資料やお手本を案内してくれる。
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8.アドバイスは「描く順番」。まずはあたりをつけて、実物を見ながら、想像を膨らませよう。
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9.アナログの画材もあるので、憧れのGペンやインク、コピックペンを使うことも。
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10.完成が近づけば、さらにステップアップできるように、講師がワンポイントアドバイス。
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11.完成~! 描いた作品のデータは保存してくれるので、通えば通うほど、成長を振り返ることもできる。色を重ねるテクニックなど、まだまだやれることがありそう。
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12.同じ空間には、小学生や中学生の姿も。作品を見せ合う交流も生まれる。
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13.共通項は「まんがが好き」。年齢や性別、描きたいものが違っても、交流できる。
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14.大好きなまんがに熱中したら、時間が経つのもあっという間。最後に、みんなの作品の仲間入りをさせてもらい、嬉しそうな川村さん。

未来の漫画家がここから誕生!? まんが文化を発信!

「まんが王国・土佐」の情報発信をはじめ、まんがの作画体験の機会の提供や、まんが好きな県民の交流をさらに促進しようと、令和2年に誕生した「高知まんがBASE」。施設はすべて無料で利用できるようになっており、子どもから大人まで、まんが好きなら誰でも楽しむことができる。

プロの漫画家を招いて「親子まんが教室」や「まんが塾」まで開催する力の入れようは、「まんが王国・土佐」を担う、未来の漫画家を生み出すため。いつでもたくさんのまんがを読むことができるほか、「まんがルーム」では、小中学生を中心に、夢中になってまんがを描く人たちの姿を見ることができる。

気軽に訪れて まんが文化を楽しむ

「まんがを描きたい!」と施設を訪れた人にアドバイスをするのは、講師の山下友華さん。「高知には、まんがを読むだけでなく、描いてみたい人が、本当にたくさんいると思います。でも、『何を描く?』『どうやって描く?』がわからない。だからこそ、ここで描き方を教えてあげたいんです」。

実際に作画体験をした川村さんは、「アドバイスひとつで、驚くほど上手に描けるんですね!」と驚き。さらに、同じテーブルでイラストを描いていた中学生の女の子とも交流。「共通の趣味を持つ友達が増えました! 休みの日に通ってみたいです」と、まんが文化を楽しんだ。


講師は漫画家! 子どもたちの発想力を養う

高知県が小中学校で開催している「まんが教室」は、県内在住のプロ・セミプロの漫画家が、実際に学校を訪れて、まんがの描き方や表現方法を子どもたちに教える体験授業。

授業

将来のまんが文化を担う人材の育成はもちろん、子どもたちの表現力や発想力を高めていくことを目的としている。教材もまんがだらけで、とっても楽しい!