まんが文化を発信する、「高知まんがBASE」。 でも、どんな施設? どんな人たちがいるの? まんがファンの高知県民、川村さんと潜入してみよう!
未来の漫画家がここから誕生!? まんが文化を発信!
「まんが王国・土佐」の情報発信をはじめ、まんがの作画体験の機会の提供や、まんが好きな県民の交流をさらに促進しようと、令和2年に誕生した「高知まんがBASE」。施設はすべて無料で利用できるようになっており、子どもから大人まで、まんが好きなら誰でも楽しむことができる。
プロの漫画家を招いて「親子まんが教室」や「まんが塾」まで開催する力の入れようは、「まんが王国・土佐」を担う、未来の漫画家を生み出すため。いつでもたくさんのまんがを読むことができるほか、「まんがルーム」では、小中学生を中心に、夢中になってまんがを描く人たちの姿を見ることができる。
気軽に訪れて まんが文化を楽しむ
「まんがを描きたい!」と施設を訪れた人にアドバイスをするのは、講師の山下友華さん。「高知には、まんがを読むだけでなく、描いてみたい人が、本当にたくさんいると思います。でも、『何を描く?』『どうやって描く?』がわからない。だからこそ、ここで描き方を教えてあげたいんです」。
実際に作画体験をした川村さんは、「アドバイスひとつで、驚くほど上手に描けるんですね!」と驚き。さらに、同じテーブルでイラストを描いていた中学生の女の子とも交流。「共通の趣味を持つ友達が増えました! 休みの日に通ってみたいです」と、まんが文化を楽しんだ。
講師は漫画家! 子どもたちの発想力を養う
高知県が小中学校で開催している「まんが教室」は、県内在住のプロ・セミプロの漫画家が、実際に学校を訪れて、まんがの描き方や表現方法を子どもたちに教える体験授業。
将来のまんが文化を担う人材の育成はもちろん、子どもたちの表現力や発想力を高めていくことを目的としている。教材もまんがだらけで、とっても楽しい!