離島を除いて日本一人口が少ないここ大川村に、3年程前「大川村集落活動センター結いの里」が発足。小・中学校や保育園、デイケアセンターへの給食の提供を行う傍ら、はちきん地鶏をはじめとする、大川村の特産品を生かした「おかあさん食堂」の運営や、農産物や加工品などの物販を行う。そんな大川村自慢の味は、ドライブがてらに訪れた人からも評判は上々。小さな村に生まれた新たな拠点として、美味しいグルメスポットとして注目を集めている。最近では「貨客混載」というコミュティバスの運用も開始。地元の高齢者の足となり荷物の集荷を請け負い、地域の人たちから好評を得ている。「この施設を心の拠り所として頼ってもらえるような地元の人達の生活基盤の一部として、また村内外の人達が楽しめる場所として活かしていきたい」と会長の平賀さん。「自然豊かなこの場所を、村内外の人にもっと知ってもらいたいですね」と、岡さんも集活センターのあり方を改めて考えた。