Posted on 2013.06.24

戦国元親くん 第3話

第3話 経済力をつける

元親が初陣を飾った1560年といえば、織田信長が桶狭間の戦いで今川義元を破り、全国統一へその存在感を示した時であった。中央政治とのつながりがあった長宗我部家は、その特権を生かし力をつけていく……。

①長宗我部家は室町時代以来代々、吸江庵の寺奉行で、祠堂銭を集めるのも役目だった。長宗我部家は今でいう金融業をしていたことになり、領地は狭かったが、農業収入以外の財源を持たなかった他の武将より経済力と経済観念があった。

※祠堂銭:寺の管理や立て替えなどに備え、集められたお金/吸江庵:現在の吸江寺


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②元親は、本山氏を数年かけて追い詰め、勝利するが、戦いの中で大いにムダを戒めた。


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③元親は、安芸氏との戦いの後、敵であった黒岩越前を大いに見込み、スカウトしようとした。だが、黒岩越前は安芸国虎の墓前で自害した。


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④姉が嫁いだ本山茂辰を隠居に追い込み、後を継いで総大将となった貞茂を降伏させた元親は、首をとるのではなく許し、「親茂」と改名させ、後に息子・信親の家老に抜擢した。さらに2男、3男の登用もした。

将軍足利氏の家臣の娘を妻に迎え身を固めていた元親は、土佐の中部、東部を押さえ、このあと西部へ進み、土佐統一へと動いていく。

「現代語訳 土佐物語━四国の勇士の戦国記━」中島重勝 妙訳(南の風社刊)より 画:マツモトナツミ

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