Posted on 2018.03.24

アゲアゲ天国 vol.18

いりもち

仁淀川上流域に伝わるいりもちは「もち」にして餅にあらず。
やわらかく練ったおまんじゅうの生地を蒸さずに焼いた、お山のパンケーキ。

安中美喜子さんの  いりもち

 

安中(やすなか)美喜子さんのいりもち


 「春のヨモギは色がきれいで、味が濃いねぇ」。30年来いりもちを作る安中美喜子さん(75)は、春になるとヨモギ摘みに忙しい。クリ畑やユズ畑に分け入ってヨモギを見つけ、芽立ちを摘む。一人では足りず、知り合いに頼んで1年分を確保する。
 かつて安中さんがお母さんに食べさせてもらったいりもちは、稲刈りの後に撒いた小麦を粉にして練って焼いたものだった。しかし、上名野川の友達の家で、いりもち観がガラッと変わる。ヨモギがたっぷり練り込まれ、独特の香りと甘い餡(あん)がベストマッチ。「いや、おいしい! 私も作ってみたい」と、試行錯誤が始まった。ヨモギが苦手な我が子のために、丁寧にアクを抜き、小麦粉に米粉やもち粉を混ぜて餡をたっぷり入れ、もっちりとした食感と上品な風味の納得できる味に。
 毎朝手作りのいりもちは、焼き印代わりのヨモギが目印。午前中には売り切れることもある。

 


池川439交流館
仁淀川町北浦450−2  TEL:0889−34−3988
安中さんのいりもちは、3個入り300円。月曜以外毎日、池川439交流館に並びます。
たくさんほしい方は、前日までに電話予約をしてください。



 


 いりもちインフォメーション  
仁淀川町のドライブイン引地橋や、ゆの森、日曜市(高知市)などにも、
地元の人たちお手製のいりもちが並びます。 食べ比べするのもおすすめ!


 

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