Posted on 2016.12.24

投稿ブーシーズ 投稿 其の八

五台山ロープモノレール

ロープウェイのない高知県。
実は10年間だけ、五台山に自走式のモノレールが空中を走っていた?!

日本一の自然石 恵比寿様

(山本淳一さん提供)


 


 五台山といえば、牧野植物園や竹林寺といった観光名所が思い浮かぶが、昭和40年代、太平洋と高知の町が一望できるロープモノレールの終点が名所だった。
 『世界最初の空中バス』が当時の触れ込み。
 未来っぽい見た目の球形ゴンドラは、特殊ガラス製で31人乗り。座席下のディーゼルエンジン(130馬力)でロープ上の油圧モーター4台を動かして自走する。そのため、ロープウェイではなく、ロープモノレールと呼ばれた。
 高知市東部の観光開発の一つとして五台山ロープモノレール株式会社が総工費1億8000万円をかけて、1969年に営業を開始し、青柳橋西詰—五台山山頂を結ぶ約1キロを約5分で運んだ。しかし、1973年の11万7000人をピークに利用者は減少。オイルショックによる燃料費の高騰と五台山山頂の道路整備で乗客が激減し、1978年に休止に追い込まれ、3年後に1700万円をかけて解体・撤去された。

 

かつて仮面ライダーのロケも!

このロープモノレール、仮面ライダーV3(1973-74放映)の第21話「生きていたダブルライダー」にも登場した。悪の組織・デストロンがロープモノレールに乗って移動する中、主役の風見志郎がゴンドラの上に乗り、あわや落ちかける、という激しいアクションシーンが見所だ。

 


ロープモノレールの支柱の上は展望台となり、名残惜しく存在している。 終着駅にはカフェ「パ・ノ・ラ・マ」ができ、五台山からの風景を眺められる。


【とさぶしMAP】五台山展望台


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