Posted on 2015.06.24

アゲアゲ天国 vol.11

幸せのわらび餅

いも天、冷しあめ、アイスクリン。
日曜市のおやつは数あれど、忘れてならないわらび餅。
のど越しひんやり真夏のオアシス。

日曜市の幸せのわらび餅

 「幸せ、ふたぁつ」。チャリンと小銭と引き換えに、常連さんがわらび餅を手にすると、県外から来たお客さんもつられて「私も、ひとつ」。

 和田満代さん(62)は、標高600mの高知市鏡からやってくる。もともと炭焼きをしていた両親が、炭や薪、山菜やタケノコを売りに来ていて、次第におすしやお餅もはじめた。両親から出店を継いで10年ほど。なにか新しいものを探し、「わらび餅」を思いついた。

 大きな銅鍋にわらび粉と水を加えて練りあげ、冷たい水でよく冷やす。「わらび餅は水が命。お山の水で練ったら、歯ごたえが違うがやき」。高知らしい雰囲気を出すため、皿鉢に盛り付けた。

 「幸せ言うがは、仲間がつけてくれたが。最初は恥ずかしかったけど、お客さんが幸せそうな顔して食べてくれるき、これでやりよります」。
皿鉢に泳ぐわらび餅をすくって、黒糖と米あめを煮詰めた黒蜜と国産大豆を挽いたきな粉をふりかける。一口食べると、つるんと至福が訪れる。


日曜市の幸せのわらび餅は皿鉢に盛られています

日曜市の幸せのわらび餅は、黒蜜も自家製

和田満代さんは日曜市4丁目200番に出店しています。山菜のおすしや、羽釜で炊いたようかんなども販売中。
どれも人気商品のため、お求めの際はお早めに。

  • share
  • tweet

Tag

トップページへ