Posted on 2017.07.31

イベントレポート

「とさぶし列車」大公開!

2017年4月8日(土)に土佐くろしお鉄道四万十くろしおライン沿線で開催した、「とさぶし列車」と「春のくろ鉄ノリノリDAY」。その全貌をレポートします。

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とさぶし列車

とさぶし列車(浜田光男さん撮影)


こんにちは。とさぶし編集部の宮脇です。
とさぶし史上初のビッグイベントから、はや3か月。
遅ればせながら記念すべきあの日を振り返ってみたいと思います。

なぜ「とさぶし列車」?

高知の文化を様々な切り口で紹介する季刊誌「とさぶし」。
編集、デザインなど制作チームの他に、編集委員やアドバイザー、特派員といった外部のメンバーに支えられています。

創刊からアドバイザーとして関わっていただいている川西康之さんは、土佐くろしお鉄道中村駅のリノベーションを手がけた建築家・デザイナー。最近はえちごときめきリゾートの観光列車「雪月花」も大人気。
かねがね、「とさぶしの列車を走らせたい」と話し合っていたことでした。

また、特派員の仙頭杏美さんがごめんなはり線を支援するNPOに携わっていた縁で、2015年夏には、ごめんなはり線の1車両にとさぶしの表紙イラストを飾った「とさぶし列車」も約1か月運行しました。

さらに、2016年1月には、土佐くろしお鉄道を1車両借り切ってお試し運行。
(詳細は、マルキョー醤油の佳生子さんのblogをどうぞ♪→
川西さんの解説で窪川から中村、宿毛へと列車はぐんぐん進んでいきました。とさぶしで鉄道を特集し、そして「とさぶし列車」を運行させよう! まさに機運は高まっていったのです。

列車を、地域を編集する 

機が熟した2016年秋。年末に発行する「とさぶし18号」で念願の鉄道特集を企画することが決まりました。土佐くろしお鉄道四万十くろしおラインの各駅から地形、歴史、産業などを楽しみながら歩く「ブラタモリ」ならぬ、「ブラくろ鉄」。マニアックな目線で沿線の楽しみ方を発掘しよう。だったら実際に沿線を楽しむイベントをやろう!と、制作と並行し「とさぶし列車」の企画が進んだのです。
しかし車両を借り切って参加できるのは数十人。もっと気軽に、もっとたくさんの人に駅に来てもらう、列車に乗ってもらう仕掛けも必要です。


念願の鉄道特集をしたとさぶし17号

そこで、主要駅にその地域でしか食べられない料理やおやつ、手仕事が光るクラフトを集めようという「駅前マルシェ」の構想が持ち上がり、さらに土佐くろしお鉄道が週末乗り放題きっぷの発売日を合わせることに。

という経緯で「とさぶし列車」+「駅前マルシェ」+「週末乗り放題きっぷ」の3つを総称して
「春のくろ鉄ノリノリDAY」としてPRすることになったのです。


これまでとさぶしに登場してくださったみなさん、沿線の自治体や観光協会のみなさんにも協力いただき、急ぎ足で準備を進めていきました。


ヘッドマーク試作中


前日のテント張り

  

いよいよ当日!

2017年4月8日、土曜日。
あいにくの雨模様でしたが、例年より遅れ、桜は満開~! 車窓からは、しっとりとした桜の景色も楽しめそうです。

各会場で役場や観光協会の方に手伝っていただきながら、出店準備をスタート!
列車は中村駅を出発し、準備をしながら窪川へと向かいます。


とさぶし列車の車窓から~桜!


とさぶし列車のスペシャルブックと特製コースター

【出発駅 窪川駅】


沿線の地酒やとさぶしで紹介したレアなお酒なども積み込みます


お酒に合うフルーツトマトもいかがでしょう?

窪川駅に隣接する四万十町役場。とさぶし誌面でも紹介した「空中町道」前の広場と、雨天のため役場ロビーもお借りし、グルメとクラフトが楽しめるマルシェです!


四万十町役場前に、にわかテントが立ち並びます


土佐打刃物製造の黒鳥さん


四万十手仕事市のクラフト作品

窪川牛串や世界のビール、四万十手仕事市のステキな商品、お菓子や軽食、お土産までもが並んでいます。
乗車の方のオプショナルツアーとして、手仕事市の井上さんの案内で「窪川まちあるき」も決行しました。

11:10 窪川駅 とさぶし列車、出発進行~!

32人のおきゃくさんたちが乗車し、数人のスタッフも乗車しぎゅうぎゅう詰め!

料理主役は、梼原町の岡スエ商店「サバずし」と津野町葉山の笹岡三栄さん「菊ずし」。なかなかお目にかかれないスペシャルなおすし。シイタケやイタドリなど山の幸もおかずとして添えられていて、うーん、贅沢!




ビールや土佐茶、ジュースで乾杯~!

そしていきなりシークレットゲストとして、須崎マルキョー醤油の竹中佳生子さんと、津野町のお茶農家坂本農園の坂本香さんが乗車!


須崎マルキョー醤油の竹中佳生子さん


津野町坂本農園の坂本香さん

佳生子さんは、醤油の味比べと、マルキョー醤油を使ったパンやカステラの販売。香さんは、料理に合う土佐茶を提供してくださいました~。

土佐のおきゃくには、最初からデザートが欠かせない! 須崎のかわうそ焼きは、定番の味に加えて、限定の「さくら餡」と「いちご味」も。

土佐くろしお鉄道で列車をつぎつぎ企画してきた上岡良子さんの司会で雰囲気は上々、ゲストもスタッフもノリノリ♪ ループトンネルの解説を聞きながら、西へと走って行きます。


土佐くろの上岡さんの司会で軽快に~♪

  

【土佐佐賀駅】

次の停車駅は、土佐佐賀~、土佐佐賀~!
ここでは下車しないのですが、すれ違いのため30秒停車します。

あれ、ホームに人影が!!

土佐佐賀の地元っこ御用達の舛耕水産のカツオのたたきと、スペシャルゲストの完全天日塩・土佐の塩丸の吉田拓丸さんが乗車~!
当日スタッフの矢野さんも先回りしてサポート&お見送り。


とさぶし列車のサプライズ料理が登場!!


土佐佐賀っこご用達の舛耕水産特製カツオのたたき!


とさぶし列車のスペシャルゲスト、土佐の塩丸の吉田さん

土佐佐賀のカツオのたたき。タマネギスライスがまるでお花の模様。食べるのがもったいない~!という声も聞こえますが、塩丸の完全天日塩と、舛耕オリジナルたれで食べ比べです。

「海水、かんすい、天日塩の味を比べてみましょう」と、塩丸の吉田さんのお塩教室も始まりました。「天日塩の産地は?」「塩分は何%?」などクイズ形式で天日塩のことがわかりやすく説明してくれます。

  

【中村駅】

次は中村~、中村~。

幡多の中心・中村駅で一端下車。列車の到着に合わせて、ステージでは「川じゃんロック」のみなさんが歌と演奏で迎えてくれました! 
テントでは、四万十ポークのばかたれ串や、四万十蜜いも天、川じゃんホットドッグに、かわらっこの川の恵みたっぷりのお寿司など、四万十の味が集結。宗田節商品やガラス製品、女子や子供に人気のアクセサリーなど、盛りだくさん。
オプショナルツアーの「中村まちあるき」も奇跡的に雨があがり決行できました。四万十市の三宮さん、来住さん、ありがとうございました!


とさぶし列車、中村駅へ


中村駅前がテントだらけに!


川じゃんホットドッグ


四万十ポークのばかたれ串


親子で楽しめるワークショップも


土佐清水宗田節屋、新谷商店さん


ゆるキャラ、さんごくんグッズも


列車ゲストのマルキョー醤油さん、坂本農園さんもにわか出店♪

【中村からはティータイム列車】

中村の駅前を楽しんだ後は、再乗車し、終点宿毛駅を目指します。
おやつとドリンクを積み込み、四万十川の上で10分ほど停車するティータイム列車に早変わり~。

ちなみに、ドリンクは「土佐茶」と「四万十コーヒー」のどちらかを選んでいただきました。なんと!8割の方が土佐茶を選んでくれました。土佐茶、恐るべし!
デザートは、中村駅前のまぁ坊豆腐特製のミニケーキと、スペシャルゲストの黒潮町で黒糖をつくる上樫森の田波さんのボカナッツ。田波さんの黒糖のお話を聞きつつ、四万十川を出発し、宿毛へ。


とさぶし列車スペシャルおやつ


上樫森の田波さん一家

ここで、大抽選会ターイム!
駅前マルシェに出店いただいたみなさんから提供いただいた、プレミアムな商品ばかり。しかも、全員に当たります♪ 中には、雑貨や直七ジュースの宿毛駅での引換券も。

そうこうしている間に、終点宿毛駅が近づいてきました!!

【宿毛駅】

終点~、宿毛駅。

高架になった宿毛駅に到着、1階に降りるとお店が並び、ほっこりする雑貨やお菓子がたくさん。ロータリーには、四万十ゲンコツ串とケンボローポークのフランクフルト焼き!


とさぶし列車、宿毛駅~


かわいいハンドメイド雑貨


雑貨屋さんのふくろうの置物


キビナゴのキーリング?!


宿毛で評判のパウンドケーキ


構内ではサックスの生演奏も


四万十ゲンコツ串


ケンボローポークのフランクフルト焼き

お気づきでしょうか……?

窪川牛、四万十ポーク、四万十鶏、そしてケンボローポーク。
各駅では幡多ゆかりの肉料理が味わえる、肉祭りだったのです。

ここ宿毛を終点として、とさぶし列車は終了!となりました。

おかげさまでたくさん紹介いただきました!!

当日はマスコミの方やブロガーさんなどもご参加いただき、様々なメディアで「とさぶし列車」の運行と駅前マルシェの様子をご紹介くださっています。主催者側はほんとうにバタバタで、このレポートもこのタイミングになってしまう始末。ありがたい限りです。

高知新聞 https://www.kochinews.co.jp/article/91502/
四万十町観光協会 http://shimanto-town.net/blog/?p=2090
エイモンズ http://eimons.jp/event/tosabushi_train

他にもfacebookやTwitter、InstagramなどSNSでご紹介いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
ぜひ「#とさぶし列車」で検索して見てみてくださいね。

そして、とさぶし17号の制作を影ながら支えてくださった浜田光男さんからサプラーイズ!
当日、列車の中に姿が見えないな~と思ったら、なんと!!
桜吹雪を背景に素敵な写真を撮ってくださり、『鉄道ピクトリアル』に投稿をしてくださっていたのでした!!


とさぶし列車が掲載された鉄道ピクトリアル7月号


とさぶし列車が歴史に刻まれました

これは、うれしい……。おかげさまで鉄道ファンの方の目にもとまる、記念すべき列車になりました。

最後に、ご乗車いただいたみなさん、列車や駅前など各会場で出店やサポートをしてくださったみなさん、四万十町、四万十市、宿毛市のみなさん、告知記事や、取材記事を書いてくださったみなさん、企画から当日、片付けまで笑顔で引き受けてくださった土佐くろしお鉄道のみなさん、この場を借りて感謝を申し上げます。ありがとうございました!!


とさぶし列車乗車のみなさんに贈った記念写真

とさぶし列車を運行してくださった土佐くろしお鉄道さんは、花火列車や納涼ビール列車など、ユニークな企画が盛りだくさん! しかも、今秋は高知県のなはり~宿毛間の「太平洋横断列車」も運行するとか! HPをチェックしてみてくださいね~。

土佐くろしお鉄道HP http://www.tosakuro.com/

Posted on 2017.07.31

writer:宮脇綾子

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