Posted on 2016.12.01

特派員コラム

たくさんの祭のあるゆたかな町 大月

大月町の神祭を総力取材した「たくさんの祭のあるゆたかな町 大月」が開幕しました。

Tag

  • あだたんNEWS
  • 地域
  • 伝統
  • share
  • tweet

 

 あだたんwebで悪路を往くというコラムを連載させてもらっています、特派員の浜岡です。

 今回縁があって、大月町内の「ホテルベルリーフ大月」さんのロビーにおいて私の活動の途中経過の研究発表のようなかたちで「たくさんの祭のあるゆたかな町 大月」展というのをさせていただくことになりました。

 

写真でみる「たくさんの祭のあるゆたかな町 大月」


地区ごとに組み写真とテキストでお祭りを解説しています。
これは柏島。早朝に愛宕神社に迎えに行くところから、対岸の渡し場地区に年に一度巡幸する場面、巫女たちの神事での姿などを紹介しています。

 

お神輿コレクション


地区によってサイズも古さも装飾も数も違うお神輿を、こんな機会でもないと見比べられないと思います。

 

弘見神社神輿巡幸地図


11地区がひとつになった弘見地区が、もともとの9地区(2地区は入らず)を回るルートを地図にしたもの。人力では手が足りないため、トラックに載せて太鼓を打ち鳴らしながら回っています。

 



大月町は四国高知の西のはしっこにある町。最近は柏島を中心としたレジャーのイメージも盛り上がってきて、食べ物ではイチゴをシロップで作った氷に閉じ込めスライスするかき氷「苺氷り」や、農林大臣賞を受賞した「力豚(りきぶた)」、全国トップクラスの養殖マグロなどでも知名度を上げてきています。  

この町は、海もあり山もあり里もあり小さな川もある、高知ではよくある町ですが、小さな町ながら36もの地区がひしめきあい、太平洋岸と豊後水道側の「西海岸」、狩猟民族と海洋民族と農耕民族、土佐文化と伊予文化など、多様な文化とライフスタイルが混然一体となった合衆国的な町です。  
各地区にはそれぞれ豊かな文化があり、祭りもそれに伴いあります。私がこの活動前に調べた時点でカレンダーにしてみると、なんと180ほどの祭と行事があることがわかりました。その多くは縮小され、廃止されており、絶えたと言ってもいいものも少なからずあることもわかりました。  

各地区にはそれぞれの土地の風土的な必然により、存在する神社が異なります。海の地区は船で湾に神輿を担ぎだし、里の地区は一筆書きに路地を縫うように歩きます。
また、人手がなくなっていきつつある地区では人手の代わりに軽トラに、あるところではリヤカーに神輿を載せます。夏に風が強い地区では秋祭りで本領発揮とばかり盛大に船を出し、秋冬に風が強い地区は夏祭りで盛大に船を出します。平家の落人が伝えたとされる太刀踊りは各地区で微妙にスタイルを変え、美しい段畑と芋菓子ひがしやまで知られる龍ケ迫地区は伊予からの移民が作ったこともあり、伊予スタイルの獅子舞を大切に守っています。



地域おこし協力隊が夢中で追いかけた
写真と図でみる「たくさんの祭のあるゆたかな町 大月」展


2016年 12月25日(日)まで
開催場所:ホテルベルリーフ大月

 


「たくさんの祭のあるゆたかな地図 大月」展

 多くの方にとって最果ての土地でしょうが、ぜひお誘いあわせの上お越しください!

(特派員:浜岡 満)

Posted on 2016.12.01

writer:浜岡満

  • share
  • tweet
トップページへ