Posted on 2016.05.02

潜入ルポ

いざなぎ流の宇宙へ

高知県立歴史民俗資料館で4月29日にスタートした「企画展 いざなぎ流の里 物部」に行ってきた。

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物部に伝わるババの仮面

こんにちは。とさぶし編集部の宮脇です。
いよいよGW本番!と言うのに、高知は雨の予報……。
こんな時は、霧にと神秘に包まれた「いざなぎ流」の世界へTRIPするのはいかがだろう。

説明しよう。

いざなぎ流とは…… 高知の山奥に伝わる民間信仰「いざなぎ流」。神道、陰陽道、修験道などが混交した民間信仰。太夫(たゆう)とよばれる宗教者が、家の神や山川に潜む精霊たちの祭りや祈祷に携わってきました。豊富な祭儀や呪術とおもに、御幣や仮面の素朴な美しさや迫力が注目を集めています。(展覧会HPより抜粋)



ということで、さっそく「企画展 いざなぎ流の里 物部」展示に潜入。
いえ、堂々と受付から入りましたとも。
(入場料は大人一人510円だが、龍馬パスポートやJAFのカードを持っている君は、割引になるようだ。)

地下の展示入り口には、御幣と伝説地図。独特の世界観が漂っている。



特別に許可をもらって撮影しましたが、展示風景をそのままアップするという野暮なことは避けて、この企画展の魅力を「寄り」でお届けしていきます。

みどころ① まるで一反木綿? 愛嬌漂う顔つきの御幣(ごへい)


これが御幣の顔だ!

御幣とは……
神々や精霊たちが宿るものとして、和紙を切って作られる。山の神、地神、荒神、八幡、恵比寿、みこ神など200種類以上あり、祓い幣のたぐいや呪詛(すそ)を封じ込める「みてぐら」なども含め、いざなぎ流の祭具、呪具の大きな部分を占めている。


人がた、きじん四足、ろくどう、くつの幣


ギラギラの御幣とか


ムーミンに出てくるやつ?


3人ともビミョーに違う顔

みどころ② 地味系から派手系まで。なんか目が離せない仮面


ババの面とジイの面。

集落に悪いことが重なると「鎮め」という行事が行われた。この時、悪い物をはじき飛ばす力を持つものとされる「面」が使われ、面をおこして舞うことによって悪霊を沈めたと言われる。

不思議な伝説も残っている。
面に握り飯などのお供えをすると、面が一人で山に登って木を切ってくるというのだ。悪霊を鎮め、お使いにも行ってくれる、なんとも便利な面である。


これナウシカ(マンガの方)に出てきたような……。

みどころ③ カラフルかつレトロな祭具の数々


いざなぎ流 祭儀

いざなぎ流の祭儀に飾られたり、神楽を踊る際に被る帽子のようなものなど、
さまざまな道具があるが、意外とカラフル。

他にも……
四国のツキノワグマやニホンジカ、手編みのかごコレクションなどなど、レアなアイテムが盛りだくさん。物部に暮らす人の写真展や、いざなぎ流祈祷の映像(2時間ほど)の鑑賞もできるのです。


シカ

クマ

カゴ

そして物部といざなぎ流に興味を持ったあなたにおススメの、どこでもドア風のパンフレット2冊!ジャン!!


神秘と伝説の扉がここに。シールをはがすとあっちの世界に入り込んでしまいますので、心して「開封」するように。

実はとっても手前味噌なんですが、とさぶし編集部員が制作に関わっている作品です。ぜひ見かけたら扉を開けて、迷いこんでみてください。

そして最後に耳より情報!

5月3日はれきみんの日!ということで、入場無料!!

しかも物部のダンシング盆踊り「はっさん」も体験できるとか♪

http://youtu.be/3aNUMhbdpNg

企画展「いざなぎ流の里・物部 ―神々と精霊の棲むムラ―」
期  間/2016年 4月29日(金・祝)~ 6月26日(日) 
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
高知県立歴史民俗資料館
TEL 088-862-2211 FAX 088-862-2110
〒783-0044 高知県南国市岡豊町八幡1099-1

Posted on 2016.05.02

writer:宮脇綾子

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